伊藤光学工業株式会社は、国連の提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続的発展が可能な社会の実現を目指していきます。
中でも当社の事業活動である眼鏡レンズ、眼鏡レンズのコーティング技術を応用した製品、コンタクトレンズの製造、販売活動が、環境に大きな影響を与えていることを認識し、以下の方針のもと、環境負荷の低減、汚染の予防、持続可能な資源の利用、気候変動緩和、生物多様性及び生態系の保護及び環境保護に努めます。
1.環境目的及び目標を定め、定期的に見直すことにより、環境マネジメントシステムのパフォーマンスの継続的改善を推進します。
2.環境関連の法律、条例、規制及び当社が同意する要求事項を順守するとともに、地域及びその他利害関係者の意見を尊重します。
3.以下の取り組みを積極的に推進し、常に環境に配慮した活動を展開します。
(1)省資源化、省エネルギー、節水に努めます。
(2)廃棄物の削減及びリサイクルに努めます。
(3)危険物及び有害化学物質の抑制・除去に努めます。
(4)環境に有益な活動に努めます。
2017年12月11日
伊藤光学工業株式会社
排出活動 | 排 出 係 数 |
2022年度 | |
---|---|---|---|
活動量 | 温室効果ガス排出量 | ||
電気事業者から供給された 電気の使用(一般電気事業者) |
0.449 | 1,2726 千 kWh |
5,713 tCO2 |
合計 | ー | ー | 5,713 tCO2 |
エネルギー原単位 | ー | 0.5281 | |
原単位 2021年度比率 | 0.5281/0.5309 | 99.5% |
●窓ガラスへの遮熱塗装
当社は、本社の窓ガラスに遮熱塗装を行い、夏の日光による室温の上昇を低減させ、エアコン消費電力を削減しています。
●屋根への遮熱塗装
2011年度に本社工場、2012年度に第二工場及び第五工場の屋根にそれぞれ遮熱塗装を行い、夏の日光による室温上昇を低減させ、エアコン消費電力を削減しています。
●廃棄物処理場の視察
年1回、廃棄物処理場の視察を行い、適性処理を確認しています。
写真は、2022.06.15 加山興業株式会社様(優良産廃処理業者認定取得)の視察時の写真風景
●グリーン購入の推奨
物を買う段階でその製品が本当に必要かどうか十分に考慮し、品質や価格だけでなく環境のことを考え、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを、環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入する「グリーン購入」を推奨しています。
●環境に配慮した製品設計
・ボタニカル 160AS
・ボタニカル 160SP
・ボタニカルメリウス 160
当社は2022年4月1日に三井化学株式会社より販売が開始された、植物由来の原料を使用した高屈折率レンズ材料「Do Green™」シリーズの新製品(屈折率1.60)「MR-160DG™」を用いた、眼鏡レンズの製造・販売を2022年6月1日より開始しました。
その他、環境に配慮した「アースコンシャスシステム」を各所に導入することで、電力消費の削減に取り組んでいます。
エアーコンプレッサーの集中設置と一元管理、効率の良い空調機器及び高効率インバータ照明器具への更新に加え、LED照明、人感センサーも順次導入を行い、運転効率の改善と電力消費の削減を行っています。
これにより月に約32tのCO2排出を削減出来ました。
インバータコンプレッサ
高効率空調機器
●ゴミ散乱防止宣言事業への参加
2006年9月より蒲郡市クリーンキャンペーンに参加、2015年10月より、月1回有志にて会社周辺の清掃を実施しています。
これらの活動を通じて、「ゴミ散乱の無い街」を啓発します。